データ入力での副業で稼ぐには?在宅で始める方法や確定申告まで解説

ひたすら文字を打ち込むデータ入力は、単純作業でストレスなくできる副業であるため、本業のかたわら作業しやすい仕事です。

データ入力の副業を始める方法に加え、メリット・デメリットや案件の探し方なども紹介します。

目次

データ入力での副業はおすすめ

データ入力は、在宅でできてしかも作業時間を問わないことから、副業として人気があります。

資格や特別なスキルも不要、詳細な作業マニュアルが用意されていることも多く、誰でもできる副業です。

また、人とコミュニケーションをする必要がほぼないため、一人でコツコツと取り組む副業を探している人には向いています。

データ入力での副業の種類2つ

データ入力の副業には主に次の2つのパターンがあります。

単純データ入力

PDFや紙の書類に記載された情報をMicrosoft Word・Excelなどに正確に入力します。

入力以外の調査は不要ですが、漏れなく正確に入力できていることが重要です。

単純データ入力の案件には例えば次のようなものがあります。

名簿をエクセルリストに整理

名簿に記載されている内容をMicrosoft Excelでまとめて整理するという内容です。入力する内容は、社名・住所・担当者名・電話番号・メールアドレスなど。

引用クラウドワークス

「BUYMA」出品登録

海外ショッピングサイト「BUYMA」上で商品に関する情報を入力し、出品登録します。

商品写真のサイズを変更するなど簡単な画像加工が伴うこともあります。

引用クラウドワークス

調査を要するデータ入力

単純にデータを入力するだけではなく、インターネットなどで情報収集や調査をした上で、それらの調査結果を入力していく作業です。

店舗リサーチ・リスト作成

指定された業種の企業や店舗をインターネットで検索し、企業名・住所・URL・電話番号などを、Microsoft Word・Excelなどに入力します。

引用クラウドワークス

競合調査

企業による他社製品の競合調査・リサーチを手助けします。Amazonやヤフオクなどネットショップで商品名・値段などをリサーチし、Microsoft Word・Excelなどに入力します。

引用クラウドワークス

データ入力の副業をする際に準備するもの

データ入力の副業で必要なものは3点です。

パソコン

データ入力の副業は、文字のタイピングやコピー&ペースト作業が大半です。

かつ出来高制の案件も多いため、いかに早く正確にタイピングできるかに成否がかかっています。

スマホでもできる案件もありますが、パソコンの方が使い勝手がよいでしょう。

ソフトウェア

Microsoft Word・Excelなどへの入力が求められる案件では、それらのソフトウェアも所有しておく必要があります。

ただ、GoogleスプレッドシートGoogle ドキュメントなど、無料のWebサービス上に入力する案件も増えており、データ入力の副業をするために必ずソフトウェアの購入が必要ということではありません。

インターネット

クライアントとのやりとりや納品もオンラインで完結するデータ入力案件が大半です。

扱うデータも軽いためインターネットの回線速度は問われませんが、インターネット環境がないとデータ入力の副業は難しいでしょう。

データ入力の副業をするメリット・デメリット

データ入力を副業にするメリットとデメリットは次のとおりです。

メリット

特別なスキルが不要なのがデータ入力の副業のメリットです。

画像の加工を伴う案件もありますが、サイズの変更など簡単な作業です。

PDFや動画などで作成された作業マニュアルが用意されている案件も多いです。

マニュアルどおりに作業すれば良く、スキルよりも素直さが必要とされます。

また、完全に在宅で完結でき、朝や夜など好きな時間に作業できるため、副業としては非常に都合の良い仕事です。

デメリット

特別なスキルが不要というメリットの裏返しで、誰にでもできるため報酬が安めなのがデータ入力の副業のデメリットです。

また、作業に慣れると入力スピードがアップし、1日でできる作業量は多少増えますが、細かい文字入力であるため、効率化には限界があります。

データ入力での副業の収入金額は?

データ入力での副業は作業量に応じた成果報酬型の案件が多いです。

また、全体的に報酬は安価に抑えられる傾向があります。

例えば、指定のエリアのジムに関する競合調査の案件では、データ入力1件あたりの報酬が3円です。

全部で1,000件分あるため、1,000点入力して3,000円となり、時給換算すると200円にも満たないほどです。

一方、長期的に作業できる人材を募集している企業では、時給600円を提示している場合もあります。

案件により収入金額は異なりますが、データ入力の副業では大きく稼ぐのは難しいのは事実です。

データ入力の副業の始め方

PCとインターネット環境が揃った状態であれば、データ入力の副業はすぐにでもはじめられます。

企業内で勤務して行うデータ入力作業もありますが、副業で行う場合、出勤が難しいため在宅で行える案件を探しましょう。

また、データ入力の副業が向いている人は次のような人です。

  • 単純作業が苦にならない人
  • タイピングが得意な人
  • 人とコミュニケーションをせずに働きたい人

単純作業は向いていないという人はデータ入力の副業は避けるべきです。

データ入力での副業を行うオススメのサイト3つ

副業として在宅で完結するデータ入力作業を探すときは、クラウドソーシングなどに登録すると良いでしょう。

クラウドワークス

引用クラウドワークス

日本最大級のクラウドソーシングである「クラウドワークス」には、データ入力をはじめ簡単にできる案件をまとめたカテゴリ「カンタン作業」があります。

本記事執筆時点で、データ入力に関する案件登録数は26,679件です。

「クラウドワークス」では、案件への応募者数も閲覧できるようになっていますが、条件の良い案件では1名の募集に対し50名近く応募しているなど、激戦は避けられません。

一方、他の人の目に留まらなかった穴場的な優良案件が掲載されていることもあるため、定期的にチェックすることをおすすめします。

ママワークス

引用ママワークス

子育て中の女性をターゲットにした求人サイト「ママワークス」にも、データ入力案件が掲載されています。

本記事執筆時点で、データ入力に関する案件登録数は49件と、「クラウドワークス」と比較すると掲載案件数は少ないです。

一方、「クラウドワークス」の場合、時給換算150円にも満たないような著しく報酬の低い案件も散見されますが、「ママワークス」の方は案件が精査されており、在宅でのデータ入力作業でも、時給換算900円/1000円などの優良案件が多く掲載されています。

タウンワーク

引用タウンワーク

データ入力は誰にでもできる作業であるため、副業する人以外に学生アルバイトもやっている仕事です。

よって、バイト探しの求人サイト「タウンワーク」にも、データ入力の案件が豊富に登録されています。

本記事執筆時点で、データ入力に関する案件登録数は748件です。

「タウンワーク」の場合は、出社してのデータ入力案件も多いですが、副業として在宅でできる案件も登録されているのでチェックしてみましょう。

データ入力での副業で注意すること

データ入力の副業案件を確認すると、次のような注意点を掲載しているクライアント企業が多くあります。

リスト作成で求められるスキル

コツコツ丁寧な作業ができる方

途中で投げ出さない方

引用クラウドワークス/

データ入力は単純作業であるため、途中で飽きずに丁寧な作業を継続できる人が求められています。

また、過去の採用トラブルとして「案件の進行中に突然連絡が取れなくなった」「採用決定直後に辞退された」といった、無責任な応募者の事例を紹介しているクライアント企業も多いです。

データ入力の案件へ応募するときには、仕事の丁寧さや実直さ、責任感をアピールすべきです。

また、クライアント企業が週末休みであっても、その間も作業できる人には需要があります。

できれば休日関係なく毎日作業できる方を求めています。

引用クラウドワークス/

特にオンラインショッピングへの商品登録作業では休日は無関係なので、土日もコツコツと作業できる人は重宝されます。

平日は本業がある副業人材の場合、逆に休日に作業が可能な点はデータ入力の仕事ではアピールポイントになるでしょう。

データ入力の副業で効率よく稼ぐ方法

データ入力では、タイピングスピードが作業を効率化するための鍵となります。

キーボードを見ずに正確に文字入力をするブラインドタッチは、身につけておいた方が良いでしょう。

また、ショートカットを覚えることもデータ入力の効率化に繋がります(Windowsの場合)。

  • Ctrl キー + Cキー:選択した項目をコピーする
  • Ctrl キー + Vキー:選択した項目を貼り付ける

おなじみのコピー&ペーストの他、例えば次のようなショートカットは、データ入力の高速化に役立つでしょう。

  • Ctrl キー + Aキー:すべてを選択
  • Ctrl キー + Wキー:アクティブなウインドウを閉じる
  • Alt キー + PrintScreenキー:アクティブな画面をキャプチャーする。

データ入力の副業に確定申告は必要?

データ入力に限らず副業をしている人のうち、次のようなケースでは確定申告をする必要があります。

確定申告が必要な人

給与の収入金額が2,000万円を超える場合

副業の有無に関わらず、1年間の給与収入が2,000万円を超える人は年末調整が行われないため、確定申告が必要です。

副業の所得金額(給与所得以外)の合計額が20万円を超える場合

副業として、データ入力など業務委託による報酬を得ている場合が該当します。

2ヶ所以上から給与をもらい、年末調整をされなかった給与の収入金額と各種の所得金額(給与所得・退職所得を除く)との合計額が20万円を超える場合

副業を給与として受け取っている場合が該当します。本業の後にアルバイトやパートをして、年間20万円を超える給与を受け取っている場合などが該当します。

参考確定申告が必要な方/国税庁

確定申告の手続き

確定申告の手続きは次のように行います。

  1. 確定申告書類を作成する

副業をする人の確定申告書類といっても、副業の内容やその他の収入の有無で税務署に提出する書類が異なります。全員が提出する書類が「確定申告書第一表・第二表」です。

確定申告書類のフォーマットは国税庁のサイトからダウンロードできます。

  1. 確定申告期間内に税務署に提出する

次の書類や持ち物を持参し、税務署に出向きます。

  • 確定申告書類
  • 印鑑
  • 銀行口座の通帳
  • 確定申告書類の控え
  • マイナンバーカード

確定申告の手続きは、原則として翌年の2月16日から3月15日までに行いますが、期限を過ぎてしまっても提出できます。

ただし、期限内に提出できなかった場合は、無申告加算税や延滞税が発生したり、青色申告者の場合は65万円の特別控除が受けられなくなるなどのペナルティがあるため、期限内に確定申告するようにしましょう。

まとめ

データ入力の副業の種類や始め方について紹介してきました。

残念ながらデータ入力で大きく稼ぐというのは難しいと言わざるを得ません。一方、いつでもできて単純作業のみという点は本業を持つ人には大きなメリットです。

本業からの帰宅後でも、ストレスなく作業できるでしょう。

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